JOURNAL / 研究日誌
車を見に来た人に、肉まんは売れるのか。イベント出店でわかったこと
車を見に来た人に、肉まんは売れるのか。正直、やってみるまでわかりませんでした。 イベント出店のお話をいただいたとき、最初に頭に浮かんだのはその疑…

車を見に来た人に、肉まんは売れるのか。正直、やってみるまでわかりませんでした。
イベント出店のお話をいただいたとき、最初に頭に浮かんだのはその疑問でした。飲食イベントではありません。お客さんの目的は、肉まんを買うことではなく、会場に来て車を見ることです。
でも、わからないからこそ面白い。肉まんは、ただお腹を満たすだけでなく、人の足を止め、会話のきっかけを作れる食べ物かもしれない。そんなことを感じた出店でした。

湯気があると、人は少し立ち止まる
イベント会場には、いろいろな情報があります。展示物、スタッフの声、パンフレット、商談、家族連れの会話。そこに飲食が入ると、場の空気が少しやわらぎます。
中でも肉まんは、湯気が見える食べ物です。せいろを開けたときの香り、手に持ったときの温かさ、ひと口食べるまでの期待感。派手な演出をしなくても、自然に人の目を引く力があります。
実際に出店してみると、「何を売っているんですか」「いい匂いですね」「どこにお店があるんですか」と声をかけていただく場面が何度もありました。商品そのものが、会話の入口になってくれたのです。しかし、人を止めることと、イベントを成功させることは同じではありません。
イベントで求められるのは、売上だけではない
もちろん、出店する以上は売れることも大切です。ただ、企業イベントや地域イベントで飲食が果たす役割は、それだけではありません。
来場者が少し休める場所を作ること。待ち時間の印象をよくすること。スタッフとお客さんが話しやすい空気を作ること。会場に「温度」を足すこと。
肉まんは、その役割に向いていると感じました。片手で食べやすく、季節感があり、子どもから大人まで受け入れられやすい。さらに、蒸したての見た目と香りがあるので、会場の中で自然な存在感を出せます。では、小さな売り場から店らしさをどう伝えるか。

小さな出店でも、ブランドは伝わる
イベントに出ると、商品を売るだけでなく、肉まん研究所が何をしている店なのかを直接伝えられます。
定番の肉まんだけではなく、試作や季節商品を出すこともできます。会場の客層に合わせて味を考えることもできます。企業イベントなら、来場者の年齢層や開催時期、屋外か屋内かによって、向いている商品は変わります。
肉まん研究所は、そうした場面に合わせて中華まんを考えることができます。これは店舗販売だけでは伝わりにくい、研究所らしい仕事のひとつです。
「温かいものがある」だけで、場は変わる
イベント会場で肉まんを渡すと、多くの人がまず手元を見ます。そして、少し表情がゆるみます。これは温かい食べ物ならではの力です。
その一瞬が、イベント全体の印象にもつながる。大げさに言えば、肉まんは会場の空気を少しだけよくする道具にもなれるのだと思います。
集客イベントで肉まんは盛り上がるのか。答えは、かなり手応えあり、でした。
出店・イベント相談について
肉まん研究所では、地域イベント、企業イベント、催事、展示会、屋外企画など、会場に合わせた出店相談を承っています。
「温かい食べ物で来場者を迎えたい」「会場で少し話題になるものを用意したい」「オリジナル感のあるフードを入れたい」。まだ内容が固まりきっていなくても大丈夫です。まずは、どんな場にしたいかを聞かせてください。